Monday, December 14, 2009

お帰りなさい ! 宇宙から。

秋山とよひろさん、日本人で初めての宇宙飛行を終えて、無事に地球へ帰って来ました。1990年12月10日、日本時間で午後3時8分16秒でした。日本中の人が心から喜んで、「お帰りなさい」と言いました。秋山さんがソ連の宇宙船で、宇宙旅行に出発したのは、12月2日午後5時13分20秒でした。8日間の宇宙旅行でした。


出発の日の朝は、現地時間で午前5時半に起きました。そして、10時40分に元気な声で、「行って来ます」と言って、宇宙船に乗りました。秋山さんの奥さんは、「がんばって!」と言って、見送りました。秋山さんは、テレビ局の記者です。出発の2時間後、すなわち、日本時間で2日の午後7時には、もう宇宙船から秋山記者の声が日本中テレビ・ラジオをとおして、聞えました。

「出発直後、宇宙船はひどくゆれました。窓から見る宇宙は、まっくらです。地球はやっぱり青いですね」 

秋山さんは日本人では初めてですが、世界では242人目の宇宙飛行士です。8日間の宇宙旅行は、地球1周4万キロを90分、125周しましたから、全部で500万キロの大旅行でした。

秋山さんたちの乗ったカプセルは12月10日にソ連のまっ白な雪原に無事着陸しました。テレビのインタビューで「青空がきれいですね、おなかがすいちゃった。うまいものを早く食いたいし、たばこを吸いたいし、ビールを飲みたいです。あ、空気がうまい!」などと話しました。それから「宇宙から見ると、地球には国境がないです。世界中の人はみんな仲良くしましょう!」とも言いました。「秋山さん、お帰りなさい! おめでとう! おつかれさま!」とみんなで言いました。

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